フリーランスになっても結局「労働者」だった。

 

こんにちは、きむけんです!(Twitterはこちら

 

今日は、

私が今のビジネスを始める前にやっていた、

 

 

フリーランスコンサルタントの仕事について

話していきたいと思います。

 

 

 

フリーランスと言っても色々な仕事があります。

 

 

多くの人が知っているのは、

フリーランスのエンジニアでしょうか?

 

 

 

私の場合は、

フリーランスとしてコンサル案件もらって仕事をするというものでした。

 

 

 

「フリーランスになれば、

仕事する時間やプライベートの時間を自分の思うままに使うことができ、」

 

 

 

「会社に出社することもなく、

それでいて、嫌な上司とも顔を合わせなくてよくなる。」

 

 

 

そんな夢を抱いていました。

 

 

 

そして、実際この仕事を約1年半やってみた結論ですが、

 

 

 

使い勝手のよい「労働者」でした。

 

 

 

 

本当に身に染みて感じました。

 

 

 

 

希望をもってやってみた仕事が、結局会社員と何も変わらない・・・

 

 

 

その事実に絶望し、

しばらく次の案件を取らずフラフラとしていました。

 

 

 

その後、このビジネスに出会い、

 

 

そして、今の師に出会い、

毎日楽しくビジネスをしています。

 

 

そう思うとこの経験は決して無駄ではなく、

 

 

むしろ、経験してよかったと考えています。

 

 

では、私がしていた

フリーランスコンサルとはどんな仕事なのかについて、

 

話していきたいと思います。

 

フリーランスコンサルとは何か?

フリーランスコンサルとは、

 

要は、フリーランスとして働くコンサルタントのことです。

 

 

コンサルタントとは、

クライアント企業の経営課題を見つけ・分析し、

 

 

それを利益向上や事業拡大支援のために改善活動を行います。

 

 

 

コンサルタントの領域も様々あり、

IT領域や戦略領域、事業創出や、PMO、Webマーケティング等様々です。

 

 

 

私は過去に、

システムエンジニアや、IT/戦略コンサルタント、

M&Aや事業企画、内部統制やベンチャーでの経験があったので、

 

 

それを活かし、

フリーランスコンサルになりました。

 

 

どのように仕事を取るのか?

色々なアプローチがあると思いますが、

 

 

まず大半の人は、

フリーランスコンサルタントに仕事を紹介してくれる会社に登録をします。

 

 

こういう会社が数社あり(小規模なところも多数あります)、

そこに登録して担当者を面談をし、自分の希望等を話します。

 

 

まぁ、これは転職活動と同じですね。

 

 

ただ、当時案件を通じて仲良くなった

紹介会社の担当者の方から聞いたのですが、

 

 

登録希望者に対しては、

きちんと登録の可否を判断しているようです。

 

 

会社間によっては異なるようですが、

何か問題が起きたら紹介した会社の責任になるため、

人選はかなり慎重を期しているようです。

 

どんな仕事があるのか?

 

案件によりますが、

クライアントの課題を把握するために、

 

 

クライアント先の経営者や、

現場の管理職や社員の方にヒアリングを行ったり、

 

 

クライアントの業界研究や競合分析をしたりします。

 

 

また、クライアントが

新規事業を進めたいという話であれば、

 

 

新規事業に関する検証活動を

サポートしたりします。

 

実際、プロジェクトが立ち上がるので、

 

そこに参画して

全体のスケジュール管理や会議体の運営、

 

 

日々の会議のファシリテーション等を行ったりします。

 

 

ですが、

正直「これ」という仕事ではなく、

 

 

要はその仕事が今までの経験上、

「できるか、できないか」の判断になります。

 

 

紹介会社も間に入ってくれますが、

 

あくまで契約の仲介のみで、

 

業務執行に関する全責任は自分です。

 

できなければ、

そのツケは自分に回ってきますので、

 

会社員よりもはるかに厳しいです。

 

どれぐらい稼げるのか?

紹介される案件については、

 

 

こちらから希望する場合と、

紹介会社から提案されるものがあります。

 

 

その金額はその人ができると

見積もられる単価で提示されます。

 

 

単価は月あたりの単価で提示されます。

 

 

その人の持つスキルにもよりますが、

単価はおおよそ50万~250万/月です。

 

 

 

この月額単価は登録者が受け取る金額で、

「クライアントに提示されている金額はそれよりも高い金額」です。

 

 

そうです。

 

紹介会社の仲介手数料が入っています。

 

 

高ければ高いほどハイリスクになり、

当然クライアントの期待値も初回から相当高いレベルで始まります。

 

 

 

経験上、月額150万円を超えてくると

相手の求めているレベルが跳ね上がります。

 

 

あくまで私が経験した一例になりますが、

 

 

私が過去に受けた案件面談で、

 

クライアントは兆円規模のクライアントで、

内容は「会計系のプロジェクトで、そこの事業部長や役員と毎日新規事業の壁打ちをお願いしたい。」

というお話でした。

 

そこのプロジェクトにいる人たちは、

「野獣」みたいな人達ばかりだ、と聞いたときに、

 

 

これはヤバいなと思いました。笑

 

 

 

元々一次受けの会社もコンサル会社なので、

本来そちらで受けたらと思われたかもしれませんが、

 

 

そうじゃないんです。

 

 

つまり、自分たちの会社では「受けられない」んです。(笑)

 

 

ちなみに補足しておくと、

その会社のマネージャーやシニアマネージャーというクラスの方は、

 

 

大体企業に対し、

月額300万円~500万ぐらいの幅で取ることが多いのですが、

 

 

その方たちがNOと言っている案件なんです。(笑)

 

 

ちょっと極端ではありますが、

そういうレベルの案件があったりします。

 

 

繰り返しますが、

会社員ではないので後ろ盾は一切ありません。

 

 

何が起きても全責任が自分に降りかかってきます。

 

 

この高単価はそのリスクの対価になります。

 

フリーランスコンサルはただの労働者だった

そして働いた結果ですが、

 

 

タイトルに書いた通り、

ただの使い勝手のよい、「会社員」のような存在でした。

 

 

案件の契約先では上長となる人がおり、

その人の指示で作業を進めていく。

 

 

時間も会社員と同じ、

 

 

というか、クライアント先の就業時間に合わせる形となり、

こちらの都合は関係ない。

 

 

 

時には理不尽なことを言われたり、

 

 

フリーランスという立場を逆手に取られて

責任をなすり付けられそうになったり、

 

 

契約範囲の変更をさらっと

クライアントと握られたりしたことで、

 

 

業務実施者である私が

そのツケを払うという悲劇的な結末でした。苦笑

 

 

ちなみに少し話がずれますが、

フリーランスのプログラマーも形態は同じです。

 

 

高単価をうたっていると思いますが、

実態は労働者と同じです。

 

終わりに

いかがでしたか?

 

 

ちまたではフリーランスの

いいところばかりを取り上げて、

 

 

本質的で大事なところを

きちんとメッセージとして伝えていないことが本当に多いです。

 

 

フリーランスコンサルでも

自分の人生を変えることは難しいと絶望した私が、

 

 

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